どうも、eelの田中です。
今回は、いたって真面目に
最果ての英国モダン
『メロウ・アソシエイツ』について紹介させていただきます。

“Furniture is still a symbol of permanence to most people.”
「 家具は未だ、多くの人々にとって“永続性”の象徴である。」
― Richard Young (Merrow Associates)

1960~70年代のイギリスで、わずか13年間のみ活動したMerrow Associates(メロウ・アソシエイツ)。
現在では、「英国ミッドセンチュリー家具の最高峰」として、世界中のコレクターやディーラーから高く評価されています。
日本ではまだ知名度の
高いブランドではありませんが、その背景を知ることで、
如何にこれほどまで特別視されるのかが見えてきます。

Merrow Associatesを創設し、デザイナーを務めたRichard Young(リチャード・ヤング)。
彼は初期のG-PLANで複数のシリーズを手掛けた一方、デンマーク家具デザインの巨匠Ole Wanscherに直接師事した異色の経歴を持ちます。
英国家具の重厚感と北欧モダンの端正なプロポーション、一目で「Merrowだ」とわからせるデザインは、この非常に珍しいバックグラウンドが生んだ賜物と言えます。

特徴的なのは、ローズウッドとクロームの組み合わせ。
木の温かみと、鏡面まで磨き上げられた金属の冷気。そのコントラストを活かしたミニマルな造形は、半世紀以上経った今も古さを感じさせません。
さらにMerrow Associatesは、当時の大量生産の流れに迎合せず、小ロット・受注生産を中心としていました。
販売先もHarrodsやHeal’sといったロンドンの高級百貨店に限定。
少量だからこそ実現した最高峰のクオリティ。

日本での知名度はまだまだ多くない。
だからこそ、今気になる Merrow Associates。
北欧ヴィンテージや英国ヴィンテージ家具が好きな方にも、ぜひ知ってほしいブランドです。
