ERCOL CHAIR
もともと耐久性の高い構造を持つERCOLチェアですが、日々の使用による小さな傷、接合部の緩みなどは、時間とともに少しずつ現れていきます。
これから先も何十年と使い続けられるように、素材に合わせたメンテナンスを行い、
受け継いでいける一脚へと整えていきます。
Process

コンディションの確認
入荷時には、小さな傷や塗装のムラ、長年の使用によって固まったワックスなどが見られます。
また、接合部には経年によるグラグラとした緩みが生じている場合があります。

解体作業
古い楔や接着剤を丁寧に取り除き、一度すべてのパーツを慎重に解体していきます。

サンディング
古い塗膜を取り除き、表面についた傷やシミ、汚れをサンドペーパーで丁寧に整え、木本来の美しい表情を引き出します。

組みなおし
接合部に接着剤を塗布し、各パーツを正確に組み直します。
クランプでしっかりと固定しながら、新しい楔を打ち込むことで、長く安心して使用できる状態へ整えます。

ステイン〜ウレタンにて仕上げ
組み直しが完了した後、ERCOLの風合いに合わせて特別に調合した水性ステインを使用し、全体を均一に仕上げます。
その後、十分に乾燥させ、水平台にてガタつきの確認や最終チェックを行った上で出荷しています。
Before / After
Goldsmith Chair
Vintage Condition
メンテナンスによって全体を整えていますが、あくまでもヴィンテージ品のため、
長い年月の使用によって生まれた小傷や色ムラ、木目の表情などが残る場合があります。
■脚部の小傷
■背もたれの黒い木目
■接続部の黒ずみ
■側面の色ムラ、小傷
上記予めご了承の上、ご注文画面へお進みくださいませ。
Other Finishes
ウレタン仕上げについて
ウレタン塗装というと、現代家具のような強い光沢や厚い膜感をイメージされる方もいらっしゃいます。 eelではスプレーによる吹き付けではなく、刷毛を使った手作業で仕上げることで、 オイル仕上げのような自然で落ち着いた質感に整えています。 ヴィンテージ家具が持つ木の表情や経年変化の魅力を損なわない仕上がりを大切にしています。 あくまでヴィンテージ品のため、小さな傷や薄いシミなどが残る場合もあります。 しかし、それらも長い年月を重ねてきた家具だけが持つ個性であり、現行品にはない味わいのひとつです。 ツヤの具合や仕上がりについてもご希望の際はお気軽にご相談ください。