Nathan
ネイサン|1916 - 1981
概略

50年代のNathanの家具

順調に成長を続けたNathanは、家具業界において非常に厳しい時代であった第二次世界大戦中も臨機応変に対応しました。そして戦後の1952年に、バーネットの息子たちが経営に携わるようになるとさらに追い風は強まります。バーネットの息子たちは当時の需要に合わせて、ダイニングで使う家具に着目した事業展開を行うことによってNathanを急成長させたのです。
50年代後半のNathan家具
50年代後半、Nathanはトラ材(アフリカン・マホガニー)の流行に乗り、黒く加工された脚と真鍮の取っ手が特徴のダイニングルームセットを販売しました。
60年代のNathan家具

下:左から
「Citadel」「Corsican」「Corinthian」
Nathanは同じテーマで、チーク材を使ったスカンジナビア様式のダイニングスイートを他にもいくつか発表しました。いずれも「C」の文字で始まり、それぞれ「Corsican」「Corinthian」「 Cortina」と名付けられました。最高級品である7フィートの「Corinthian」は、ローズウッドの取っ手が高級感を演出しています。



70年代のNathan家具

1981年

eelで過去販売したNathanの家具たち
出典: