家具のメンテナンスについて
パイン家具の塗装におきましては、塗料と仕上がりについての説明を追記します。今しばらくお待ちください。
eelのメンテナンスについて、どのような工程で行っているのか 簡単にご説明させていただこうと思います。
当社のメンテナンスの基本工程は、
①がたつき、グラつきを無くし、家具の強度を上げるバラシ・組み直し
②お客様の用途やお好みに合わせた着色・仕上げ
を行うことです。 テーブルやチェアなどの日常的に使用する家具はよほど状態が良い物以外は ?の工程を行っておりますので、安心してご使用になれます。
このページではG-PLANのチェアのメンテナンス工程を例に、簡単に御紹介致します。
1.家具のもとの状態を確認します。
古い家具や日常的に使われていたものは 写真ではわからないがたつき、グラつきや表面の消耗が激しいものもあります。
2.家具をバラします。
椅子の場合は背もたれや座面・脚を、テーブルの場合は天板と脚を順番に バラしていきます。
3.家具を組みなおします。
接合部分をきれいに研磨し、ボンドをたっぷり充填。クランプでしっかりと押さえて 組みなおします。強度が必要な部分には補強を入れます。
4.汚れや傷を落としていきます。
ボンドが固まり組み上げが終了したら、サンドペーパーやラッカーシンナーなどを使用して 黒ずみ、小傷や汚れを落とします。このときに、職人の絶妙なさじ加減でアンティークな 風合いや雰囲気をはそのままに、汚れや傷を落としていきます。
5.着色を行います。

ステインやチークオイルを使って着色を行います。お客様のご要望になるべく沿えるように数種類のステインを使用して調色して色を作る事もあります。
6.仕上げを行います。
ご希望によりウレタン仕上げ、オイル仕上げなどを施します。テーブルには基本的に水に強い塗膜を作るウレタン仕上げを行っております。また、この椅子の様に、座面が革・布張りの場合はご要望に応じて生地の張替えも行います。(どんな生地を使うかは別途ご相談くださいませ)
7.最終チェックを行います。
最後に仕上がりの状態のチェックを行います。最終チェックにクリアすれば晴れて お客様のお手元に届きます。